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給食にフードスライサーの刃混入の恐れ 発覚時点ですでに給食始まる 健康被害なし 兵庫・豊岡
09/19 19:51 配信

兵庫県豊岡市は、市内の小・中学校で16日に提供された給食に、長さ約3センチのフードスライサーの刃が混入した可能性があると発表しました。
豊岡市教育委員会によりますと16日昼ごろ、市が委託している給食事業者が、当日の給食に出されるツナサラダの調理に使用したフードスライサーを洗浄していたところ、クシ刃1枚が折れていることに気が付いたということです。
折れたクシ刃は長さ約3センチで、ツナサラダに混入したおそれがあることから、給食事業者はすぐに給食を提供した11の小学校・中学校・小中一貫校に、ツナサラダを食べないよう連絡しました。
2つの学校では、すでに給食の時間が始まっていましたが、現時点で健康被害は確認されていません。
その後、事業者が刃が混入した可能性があるツナサラダなどを金属探知機で探しましたが、見つかっていないということです。
刃は、野菜を千切りするためのフードスライサーについているため、ほかのメニューに混入した可能性はないということです。
豊岡市教育委員会は安全管理を徹底し、再発防止に努めるとしています。
最終更新:09/19 19:51