関西ニュースKANSAI

閉幕まで１ヵ月を切った大阪・関西万博に出展する鳥取県は２０日、会場内で展示している鳥取砂丘の砂を来場者にプレゼントするキャンペーンをはじめました。

関西パビリオンの鳥取県ブースでは、鳥取砂丘の砂を鏡で囲った室内に敷き詰めた「鳥取無限砂丘」を展示しています。閉幕が迫る中、万博の思い出として展示室の砂丘の砂およそ１００グラムを先着１万人にプレゼントする企画をはじめました。

(平井伸治知事)
「ぜひ甲子園の土のようにこの砂を持って帰っていただきまして、万博の思い出を身近なところに置いていただければと思います」

持ち帰った砂を鳥取県内に持って行くと記念品がもらえる仕組みで、観光客を県内に誘致するねらいもあるということです。

鳥取県は、同じく砂にゆかりのあるヨルダンのパビリオンで展示している砂漠の砂を引き取り、県内の施設で展示する計画も発表しました。