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花火玉の破片とみられるもので負傷、ほかにも3件 万博協会が20日の事故を受けて調査
09/22 16:21 配信

大阪・関西万博の会場で20日、花火玉の破片とみられるものが観客席の女性に当たって額にけがをする事故があったことを受けて、万博協会が調査をしたところ、これまでに同様の事案が3件起きていたことがわかりました。
協会は22日の会見で、今回の事故以前にも「花火玉の破片とみられるもので負傷した」という報告が3件、問い合わせ窓口に入っていたと公表しました。いずれも大屋根リング上やウォータープラザで花火を見ていたときに負傷したということです。
救急搬送された事案はなく、高科副事務総長は「けがの程度は重傷にはあたらない」と説明しました。
これを受けて万博協会は、リング上やウォータープラザで拡声器を使って落下物への注意喚起を行い、花火の打ち上げを認める風速の基準を大阪府の基準より厳しくするなどの対策を取るとしています。
最終更新:09/22 16:21