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「嘘をついたという認識はない」自民会派の松井重樹・兵庫県議が議員辞職願を提出 ホテル宿泊代として政務活動費を不適切使用か
09/23 17:07 配信
政務活動費を不適切に使用したとして、兵庫県議会の自民党会派に所属する松井重樹県議(71)が、議員の辞職願を提出しました。
議会関係者などによりますと、松井県議はこれまでに複数回、「翌日に県庁職員と面会した」という虚偽の申請をした上で、ホテルの宿泊代として政務活動費を不適切に使用したとして、22日に議員辞職願を提出しました。
松井県議は過去5年間で約100回の宿泊代に使った政務活動費の計約180万円を、会派に返却する考えを示しています。
松井県議は23日、報道陣の取材に対し、「嘘をついたという認識はない。(県職員との面会は)あったかもしれない。なかった可能性もある」などと話しました。
辞職願を受け、県議会の各会派は23日、代表者会議を開きました。自民党会派の山口晋平県議会議長は会議を通じて、宿泊が許可されている県議の過去2年分の宿泊代や、翌日の予定について検証するよう全会派に指示したといい、検証結果も公表する予定だとしています。
最終更新:09/23 18:40