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「僕は万博に助けてもらった」 靴メーカー社長が”宙に浮く靴”を展示 「光合成する服」など未来ファッションを展示【万博】
09/26 17:29 配信
25年後の自分に出会える「カラダ測定ポッド」に、AIが健康管理をしてくれる「ミライ人間洗濯機」など、最新のヘルスケア技術が集まる大阪・関西万博の”ヘルスケアパビリオン”。
その一角「リボーンチャレンジ」という中小企業の魅力を発信する展示エリアで今、見ることができるのが「光合成する服」「お米由来の服」など、繊維・ファッション産業の最新展示です。
その中でも来場者を驚かせていたのが「宙に浮く靴」。靴と台に磁石をはめ込み、反発する力を利用して5cmほど浮かせることに成功しました。
開発したのは大阪・生野区の靴メーカー「リゲッタ」。
社長の高本さんは、この靴が意外な分野で役に立つのではと考えています。
リゲッタ・高本やすお社長ーー
「体重80kgの人を約1mm浮かせられます。介護の世界で生かせるんちゃうかと。ベッドから運びおろすとき、車いすから降りるとき、そこで体が軽くなったら、負荷が減らせる」
靴を作り続けて30年の高本さん。これからの人生を「浮く靴」の開発に捧げてもいいと意気込みを語ります。
高本社長ーー
「僕は万博にほんま助けてもらった。万博は知り合いが増えるし、やる気がある人が集まるから、熱量にみんなが集まってくる良い機会だった」
最終更新:09/26 17:29


