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万博撮影でドローン使用手続きに不備か 「1万人の第九」を撮影 MBS社員らを書類送検
09/26 17:41 配信

毎日放送は、万博のイベントを撮影するために使ったドローンに関する手続きに不備があったとして、社員らが書類送検されたと発表しました。
毎日放送によりますと、航空法違反の疑いで26日に書類送検されたのは、法人としての毎日放送と、同社の社員2人と社外スタッフ1人の計3人です。
万博会場などでドローンを飛ばす際には条例に基づく大阪府への通報のほかに、航空法に基づく国交省への「飛行許可」「飛行計画の通報」という2つの手続きを完了させる必要があります。
毎日放送は一連の手続きのうち、国交省への「飛行計画の通報」をせずに、万博開幕日の4月13日に「1万人の第九EXPO」を撮影するため、ドローンを飛ばしていたということです。
手続きを完了しないままドローンを飛ばした理由について、毎日放送は必要な手続きを「誤信していた」としています。
毎日放送は「必要な手続きに不備があったことを重く受け止め、深く反省している。ドローンに関する規則の周知を徹底するとともに、社内のチェック体制の強化に取り組む」とコメントしています。
最終更新:09/26 18:36