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2歳長女を虐待死させた疑いの両親 乳幼児健診「生後4ヵ月」を最後に受けさせず 和歌山

09/27 13:24 配信

 和歌山市で、2歳の長女を虐待して死なせたとして、両親が逮捕された事件で、両親は、行政による乳幼児検診を、「生後4ヵ月」を最後に受診させていなかったことが分かりました。

 平晴流容疑者(26)と妻の菜々美容疑者(26)は、去年秋から今年7月上旬にかけて、当時住んでいた和歌山市内の自宅で、長女の流菜ちゃん(当時2歳)の全身を殴るなどして死なせたとして、保護責任者遺棄致死の疑いが持たれ、2人は容疑を認めています。

 その後の取材で、2人は、行政による乳幼児検診について、4ヵ月目を最後に受けさせていなかったことがわかりました。

 流菜ちゃんの司法解剖時の体重は、平均的な2歳児の半分程度でしたが、和歌山市によりますと、職員が去年3月と12月に自宅を訪問した際には、「変わった様子はなかった」ということです。

最終更新:09/28 05:09

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