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「死刑になるには3人以上殺さないと」 祖母・母親・弟の3人をボウガンで撃ち殺害 被告の男「親族の中で疎外感」「家族関係を清算し自分も死にたかった」

09/30 19:24 配信

 「家族関係を清算し、死刑になるため」と語りました。

 野津英滉被告(28)は2020年、兵庫県宝塚市の自宅で祖母(当時75歳)・母親(当時47歳)・弟(当時22歳)の3人をボウガンで撃って殺害し、伯母も同様に殺害しようとしたとして殺人などの罪に問われ、起訴内容を認めています。

 30日の裁判で弁護側は、幼い頃から母親の愛情を十分に感じられず、弟から暴力を受けるなどして、親族の中で疎外感を抱いていたとする、被告の陳述書を示しました。

 その後の被告人質問で野津被告は、「家族関係を清算して自分も死にたかった」という趣旨の説明をし、「死刑になるためには3人以上を殺さないといけないと学校で習った」と話しました。

 判決は10月31日の予定です。

最終更新:09/30 19:24

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