関西ニュースKANSAI
シャープとオーストラリアのベンチャーが蓄電池を共同開発へ 万博のパビリオンで覚書締結
10/02 19:02 配信
新たな蓄電システムの開発に向け協力へ。
万博のオーストラリアパビリオンでシャープとオーストラリアのベンチャー企業、ESIが次世代の「電力貯蔵技術」の共同開発を進める覚書を交わしました。
現在、太陽光や風力などで作られすぎた電力を貯めておく蓄電池にはリチウムイオンが多く使われていますが、コストが高く、発火しやすいなどの課題もあります。
シャープは「亜鉛」を、オーストラリアの企業は「鉄」を使って、低コストで安全な蓄電技術の開発を進めていて、今後お互いのノウハウを補い合う考えです。
シャープはカーボンニュートラル社会の実現に貢献したいとしていて、万博が「未来社会の実験場」であることから覚書の会場に選ばれました。
最終更新:10/02 19:02