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【速報】阪大・坂口志文特任教授 ノーベル生理学医学賞受賞
10/06 18:41 配信

今年のノーベル生理学医学賞に大阪大学の坂口志文特任教授(74)が選ばれました。
坂口特任教授は、ウイルスなどの外敵を攻撃する免疫機能が誤って自分の体を攻撃しないよう抑えるリンパ球「制御性T細胞」を発見しました。
制御性T細胞の異常による自己免疫疾患や、アレルギーの原因などを明らかにし、リウマチやがんの治療に応用する研究が進められています。
坂口特任教授の功績は高く評価され、2015年には医学の分野で世界的な発見や貢献をした研究者に贈られ、ノーベル賞の登竜門の一つとされるガードナー国際賞を受賞していました。
坂口特任教授はこのあと午後8時ごろから大阪大学で会見を開く予定です。
最終更新:10/06 18:48