関西ニュースKANSAI

　残暑が続く中、京都府福知山市では、害虫から松を守るという冬支度の、「松のコモ巻き」が始まりました。

　福知山市の三段池公園では、毎年寒さが増すといわれる寒露の時期に「松のコモ巻き」をしていています。

　この「松のコモ巻き」は、松枯れの原因となるマツカレハの幼虫などを松の幹に巻き付けたコモに誘い込むとされる伝統的な害虫駆除方法です。

　７日は作業員が遊歩道沿いのおよそ１００本の松にワラで編んだ幅９０センチほどのコモを巻き付けていきました。

　７日の福知山市の予想最高気温は２９℃と残暑が続く中、公園では一足早い冬支度を整えました。

　巻かれたコモは来年の啓蟄のころに取り外し、焼却されます。