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【大阪・関西万博】 ミャクミャク公式ライセンス商品 総売上800億円ごえ 人気の“ミャクミャクくじ”など牽引か

10/07 12:57 配信

 大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の公式ライセンス商品の総売り上げが8月末時点で約800億円に達したことが分かりました。

 関係者によりますと、「ミャクミャク」の公式ライセンス商品は会場内・外あわせて44店舗で販売されていて、製造事業者は400社にのぼります。

 売れ筋はぬいぐるみくじやカプセルフィギュア、サンリオや「ICOCA」のキャラクター「イコちゃん」とのコラボ商品などで、8月末時点で総売り上げは約800億円にいたったということです。

 万博協会は当初、ロイヤリティ収入やライセンス収入で110億円を見込んでいましたが、想定以上の「ミャクミャク」人気が収入を押し上げる見込みです。

 チケットの累計売上枚数も3日時点で約2206万枚と、「黒字化ライン」とされる約1800万枚を大幅に超えていて、人権費などにかかる「運営費」の支出1160億円を超える収入が期待されています。
(※新規のチケット販売は9月30日に終了)

 運営費の黒字化により剰余金が発生した場合は、大阪市が担う大屋根リングの残置や維持管理の費用にあてることが検討されています。

 また、先月中旬までの万博来場者について、国内に住む来場者が全体の約94%を占め、海外からは約6%にとどまることが分かりました。

 開幕前は、海外からの来場者は12%と想定されていたため、半分程度の水準です。

 また、国内来場者のうち近畿の在住者は67%と、会場に比較的近い人が多くを占めることも分かっています。

 閉幕が13日に迫る中、万博では連日20万人を超える来場者が訪れていて、最終日に向け、さらなる盛り上がりが予想されます。

最終更新:10/07 12:57

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