関西ニュースKANSAI

　兵庫県議会の自民会派は８日、会派に所属していた元県議の松井重樹氏（７１）が、計約１８５万円の政務活動費を会派に返還したことを明らかにしました。

　自民会派の谷口俊介幹事長によりますと、松井氏が会派に返還したのは２０２０～２０２４年度に支出した政務活動費のうち、翌日の県職員との打ち合わせなどを理由に宿泊費や高速料金として計上した計１０８件です。

　今後は県に返還する手続きを進めるとともに、松井氏と同様に会派所属で宿泊を許可されている他の議員の過去の支出についても調査を進めるとしています。

　松井氏は過去に支出した政務活動費について実際に県職員と打ち合わせなどをした事実を確認できないものがあったとして、９月２４日付で議員辞職し、返還する意向を示していました。