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ノーベル化学賞に京都大学副学長の北川進さん
10/08 19:14 配信
ことしのノーベル化学賞の受賞者がさきほど発表され、京都大学の北川進特別教授(74)が選ばれました。
京都大学高等研究院の北川進特別教授(74)は極めて小さな穴を無数に持つ物質である「多孔性材料」を開発し、その無数の穴に大量の気体を取りこむことができると世界で初めて立証。
「多孔性材料」の気体の吸着機能は、排気ガスから二酸化炭素のみを吸着するといった地球温暖化防止の分野などでも利用が期待されています。
こうした業績が称えられ、北川特別教授は2011年に学術などの分野での功労者に贈られる紫綬褒章を受賞。
現在は、京都大学の理事と副学長を務めています。
最終更新:10/08 20:21