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「この風景が最後だと思うとさみしい」大屋根リングの設計者・藤本壮介さん 半年間の万博を振り返る
10/13 13:47 配信

きょう13日に閉幕を迎える大阪・関西万博で、大屋根リングの設計を手がけたデザインプロデューサーの藤本壮介さんは、この半年は大成功に終わったと振り返りました。
(藤本さん)「これだけの建築物に自分自身が携われて、よかった。批判もあったが、大成功に終わりました。」
藤本壮介さんは、大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーで、万博のシンボル「大屋根リング」を設計した世界的建築家です。
大屋根リングをめぐっては、閉幕後には万博のレガシーとして、北東200メートル部分を人がのぼれる形で残すことや、木材の一部を石川県珠洲市の復興住宅に活用することが決まっています。
藤本さんは、「リング状になっていることに意味があり、リングがなくなるのはもったいない。この風景が最後だと思うとさみしい」と話しました。
藤本さんは、このあと閉会式に参加する予定です。
最終更新:10/13 13:47