関西ニュースKANSAI
閉幕から一夜明け、万博会場で後片づけ 黒字達成の一方で「工事費未払い」など課題も
10/14 12:56 配信
万博会場内の各パビリオンでは、後片づけが進んでいます。多くの笑顔があふれた万博は、一方で運営面の課題も指摘されました。
14日朝から、各パビリオンやトイレなど、会場内の施設で、展示品の運び出しや片づけが始まっています。
万博の一般入場者は、会期184日間で2500万人を超え、運営費は230億~280億円の黒字となる見通しです。
一方で、8月には地下鉄の停電で、約3万人が一時会場に足止めされ、海外パビリオンの工事費をめぐっては、工事関係者から「未払い被害」の訴えが相次ぐなど、運営面や会場設営面で課題も残しました。
万博協会は、パビリオンの解体工事を20日以降に始めるよう、各国に求め、参加国が自ら建設した「タイプA」のパビリオンは、解体後、来年4月13日までに敷地を協会側に返却するよう、要請しています。
最終更新:10/14 12:56