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永野耕平・前岸和田市長を追起訴 入札情報を漏らした謝礼として現金借り受けた収賄などの罪 大阪地検特捜部
10/14 17:24 配信

大阪地検特捜部は14日、岸和田市の前市長・永野耕平被告(47)を入札情報を漏らした謝礼として現金を借り受けた収賄などの罪で、2回目の起訴をしたと発表しました。
永野被告は2021年8月と2024年5月に入札が予定されていた工事の最低制限価格を、大阪市内に本社を置く建設会社の当時の社長に教え、現金計1900万円を無担保・低金利で借り受けた官製談合防止法違反や収賄などの罪に問われています。
特捜部は永野被告の認否を明らかにしていません。
贈賄などの疑いで捜査していた建設会社の前社長については、14日付けで不起訴処分としました。特捜部は、不起訴とした詳しい理由は明らかにしていません。
永野被告は2021年の「岸和田競輪場施設整備工事」の入札で、落札した会社の社長に最低制限価格を漏らし、最低価格を2000円上回る価格で落札させたなどの罪ですでに起訴されています。
最終更新:10/14 17:24