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家宅捜索で暴行罪の警察官2人が起訴内容認める 「職務の範囲超えてしまった」 大阪府警
10/15 15:24 配信

家宅捜索で捜査対象者に暴行を加えたとする罪に問われている現職の警察官2人が、15日の初公判で起訴内容を認めました。
大阪府警の警察官・時長力被告(51)と阪口裕介被告が(33)は4課に所属していた7月、性風俗店などを紹介するスカウトグループへの家宅捜索で、捜査の対象となっていた男性に暴行を加えた特別公務員暴行陵虐の罪に問われています。
大阪地裁で始まった初公判で、裁判官から起訴内容に間違いがあるかどうか聞かれた時長被告は「ありません」と起訴内容を認めました。
阪口被告も起訴内容を認め、「私の行為は(警察官の)職務の範囲を超えてしまったと思っています。この件についてはすべて正直に話していこうと思います」と述べました。
検察は「阪口被告が被害者である捜査対象者にパスコードを教えるように言ったのに、応じなかったため立腹し暴行した」と指摘しました。
2人とも今後さらに起訴される見込みです。
最終更新:10/15 19:06