関西ニュースKANSAI

　和歌山県那智勝浦町で１５日、南海トラフ地震などの大規模災害に備え、総合防災訓練が実施されました。

　東日本大震災や紀伊半島大水害を経験した和歌山県では、自衛隊や警察、消防などの関係機関が連携した、実践的な訓練を毎年実施しています。

　この訓練は、和歌山県南方沖を震源とするマグニチュード８・７の地震が発生したとの想定で、警察ヘリによる情報収集訓練や、消防や陸上自衛隊による倒壊したビルからの救助訓練、土砂崩れで埋まってしまった家屋からの救助訓練が行われました。

　参加した隊員らは、いつ起こってもおかしくないと言われる巨大地震に備え、真剣な表情で訓練に取り組んでいました。