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万博スタッフが帰国 思い出と共に母国オランダへ 約3カ月パビリオンで勤務 アニメきっかけに日本語勉強
10/16 19:09 配信
万博で働いたスタッフが母国へ。
大阪・関西万博のオランダパビリオンで働いていたアブデルカリム・カリムさん(25)。閉幕から3日たったきょう、母国・オランダへ帰国します。
(カリムさん)「閉幕してずっと泣いていました。やっぱり悲しい気持ちしかないです」
チェックインカウンターへ向かうと…。
(受付スタッフ)「オランダ館の方ですか?」
(カリムさん)「そうです」
(受付スタッフ)「行きました私も。すごくよかったです。楽しかったです」
大学生のカリムさんは、アニメをきっかけに日本語を勉強し、約3カ月オランダパビリオンで週5日勤務し多くの人を接客してきました。
カリムさんが見せてくれたのは、来場者からもらったというミャクミャクの折り紙や8月に撮影したというスタッフ同士の写真。
また一番のお気に入りはスタッフと朝6時から大屋根リングを走ったというこの写真です。
カリムさんは、今後の就職について、「万博で働いたことをきっかけに人と関わる接客の仕事につきたい」と話しました。
最終更新:10/16 19:09