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大阪選挙区の議席をほぼ“独占” 維新との選挙協力で出馬できない可能性も…関西の政治家の声は

10/21 19:12 配信

 女性初の総理大臣に選ばれた自民の高市総裁。公明から維新に連立のパートナーを変えての船出を関西の政治家からは不安の声が上がりました。

 指名選挙の様子を見守っていたのは、前回の衆院選大阪4区で維新の候補に敗れた自民の中山泰秀氏。

(中山泰秀氏)「なんとか高市さんが内閣総理大臣の指名を勝ち取ること。1週間ずっと心配してましたので、本当にほっとしています」

 今後気になるのは選挙の話。維新が大阪選挙区の議席をほぼ独占するなか、選挙協力で出馬できない可能性もあります。

――Q.大阪4区で立候補できないことになれば、他の選挙区から立候補する可能性は?
(中山氏)「自分の生まれ育ったこの大阪の4区というところが、私にとっては本当の故郷なのでやっぱここで骨を埋めるという気持ち。この地盤というのを大切にしていきたいと思ってます」

   ◇

 前回の衆院選で維新候補に敗北した公明の伊佐進一氏は―

(伊佐進一氏)「当然この私の地元でも自民党から推薦はもらえないということになります。ただでさえ維新との戦いの中で私負けていますので、より厳しい条件になったのは間違いないと思ってます」

 議員定数の削減を巡り、衆院の比例区のみ減らすという案が出ていることについては―

(伊佐氏)「とにかく早くできるのは比例削る方だからと言ってやるのは、ちょっとそれは乱暴かなという気はしますよね。自民と維新だけで決める話じゃないと思ってます。各党それぞれ調整する中で決めていく話かなと思いますね」

最終更新:10/21 21:04

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