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クボタの社長交代 「株価の上昇」新社長が会見で意気込み 本社跡地の活用についても言及

10/22 18:59 配信

 農業機械メーカー大手のクボタは22日、来年1月1日付けで社長が退任し、後任に現副社長が就任すると明らかにしました。

 クボタによりますと、来年1月1日付けで現在副社長の花田晋吾氏が取締役社長兼CEOに、現在取締役社長兼CEOの北尾裕一氏が取締役会長に就任するということです。
 社長交代の理由については「2026年から次の中期経営計画が始まり、新たな経営体制で事業を推進していくため」としています。
 新社長となる花田氏は、アメリカやオランダに10年以上駐在するなど、海外事業に長年携わっていて、「課題は、売り上げより、3兆円に売り上げが拡大しながら我々の株価が上昇していない。財務状態が十分評価される程度によくなっていないことを改善しないといけない」などと会見で意気込みを話しました。

 クボタは、建物の老朽化などにより、大阪市浪速区にある本社を来年5月にうめきた2期地区のグラングリーン大阪へ移転することが決まっています。

 本社跡地に、商業施設が併設された大型アリーナの建設が検討されていることについて、北尾氏は「まだまだ検討している状況で何も決まっていない。色んなやりとりをしている。街の活性化につなげられたら」と話しました。

 事業案についてはすでに募集していて、来年春ごろに決定する見込みとしています。

最終更新:10/22 18:59

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