関西ニュースKANSAI

　兵庫県の斎藤知事をめぐる内部告発問題で、知事給与カット案は、再び継続審査となりました。

　斎藤知事をめぐっては、知事の側近だった前総務部長によって、元県民局長の私的情報が県議に漏えいした問題を受け、県の第三者委員会から、漏えいは「知事らの指示があった可能性が高い」と指摘されています。

　知事は漏えいの指示を否定したうえで、管理責任を取るとして、６月議会で自身の給与カット幅を引き上げる条例案を自ら提出しました。
　これに対し県議らから「『管理責任だけで幕引き』とはいかない」などの意見が上がり、継続審査となっていました。
　県議会は２２日、知事給与カットの条例改正案の採決を見送り、再び継続審査とすることを決めました。

　採決は１２月議会に持ち越されます。