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同意の下で妻殺害した疑いの夫が死亡した状態で見つかる 大阪・四條畷市の雑木林に白骨遺体 自殺か

10/23 14:45 配信

 大阪府大東市の住宅で7月、住人の68歳の女性が布団の上で死亡しているのが見つかった事件で、警察は23日、別の場所で白骨遺体で見つかった84歳の夫を同意殺人の疑いで容疑者死亡のまま書類送検しました。

 同意殺人の疑いで書類送検されたのは、大東市に住む84歳の男性です。
 男性は7月、自宅で同居する妻(当時68)の承諾のもと、妻の首をひものような物で絞めて殺害した疑いがもたれています。

 仕事先から帰宅した息子が遺体を見つけて通報。首に絞められた痕が見つかったことなどから警察は殺人事件として捜査し、行方が分からなくなっていた夫を指名手配していましたが、9月に四條畷市内の雑木林で白骨遺体が発見され、夫と断定されました。
 夫は自殺したとみられています。

 警察によりますと、息子は警察に対して「父母ともに自殺をほのめかすようになっていた。『自分では死ねないのでお父さんやってね』と母が話していた」という趣旨の説明をしていて、警察は金銭トラブルなどから2人が将来を悲観していたとみています。

 警察は23日、同意殺人の疑いで容疑者死亡のまま、夫を書類送検しました。

最終更新:10/23 14:45

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