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77回目の「正倉院展」 コバルトブルーのガラス器「瑠璃坏」など展示 奈良国立博物館
10/25 12:33 配信
奈良時代の、聖武天皇ゆかりの宝物を展示する「正倉院展」が奈良国立博物館で始まりました。
今年で77回目を迎えた正倉院展は、約1300年保管されてきた宝物の中から、選りすぐりの67件が展示されています。
瑠璃坏は気品あるコバルトブルーのガラスの器です。
西アジアで作られた器に、東アジア圏特有の龍の文様がある銀製の台座が付け加えられていて、東西の文化が融合した逸品です。
ほかにも名香として知られ、織田信長や明治天皇らが愛した香木「黄熟香」(別名・蘭奢待)などが展示されています。
正倉院展は来月10日まで開催されています。
最終更新:10/25 12:33


