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兵庫県加古川市のコークスを精製する工場で30代くらいの男性が機械に頭部挟まれ死亡 炉が急に停止し点検に向かうも機械が急に動き出したか 兵庫県警

10/27 15:16 配信

 27日午前、兵庫県加古川市の工場で、従業員とみられる男性が機械に頭部を挟まれて死亡しました。

 27日午前10時過ぎ、加古川市金沢町の神戸製鋼加古川製鉄所内にある関西熱化学の工場内で、「30代の男性が頭部を機械に挟まれた。意識がない」と消防に通報がありました。

 すぐに消防が駆け付けましたが、男性はその場で死亡が確認されました。

 警察によりますと、男性は石炭を原料とした「コークス」を精製する炉の管理を担当していて、炉に石炭を入れるピストンが停止したため、男性が点検に向かい、炉の中を覗き込んだところ、ピストンが突然動き出し、頭を挟まれたとみられるということです。

 当時、炉の管理作業をしていたのは死亡した男性を含めて3人で警察は他の2人の従業員らに話を聞くなど、業務上過失致死の可能性も視野に捜査しています。

最終更新:10/27 17:00

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