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「機械に頭を挟まれた」 製鉄所内の工場で作業員死亡 点検しようと炉を覗き ピストンが突然動き出したか 兵庫・加古川市

10/27 19:11 配信

 27日午前10時過ぎ、兵庫県加古川市金沢町の神戸製鋼加古川製鉄所内にある関西熱化学の工場内で「30代の男性が頭部を機械に挟まれた。意識がない」と消防に通報がありました。

 すぐに消防が駆け付けましたが、男性はその場で死亡が確認されました。

 警察によりますと、男性は石炭を原料とした「コークス」を精製する炉の管理を担当していて、炉に石炭を入れるピストンが停止したため、男性が点検しようと炉の中を覗き込んだところ、ピストンが突然動き出し、頭を挟まれたとみられるということです。

 当時3人で炉の管理作業をしていて、警察は業務上過失致死の可能性も視野に捜査しています。

 関西熱化学はABCテレビの取材に対し、「事実関係確認中」としています。

最終更新:10/27 19:11

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