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「対応に苦慮し時間が経過した」 大阪・交野市のパワハラ問題で市側が会見 「内部通報も1年以上放置」と職員ら主張

10/28 18:55 配信

 交野市のパワハラ問題。市側は「放置したわけではない」と説明しました。

 (幹部職員とされる音声)「うんって誰に言っとるねんコラァ、おい!おんどれ口の言い方気をつけろよコラァ!おい!」

 大阪府交野市の職員らは27日、会見を開き幹部の男性から複数の職員がパワハラを受けたと明らかにしました(2011年から去年にかけて)。

 そのうえで、別の職員が去年7月に市に内部通報し、職員への聞き取りや証拠集めを依頼したにもかかわらず、調査が進んでいないとして、「市が1年以上通報を放置した」と訴えました。

 これを受けて山本市長らは28日、会見で「市のルールでは、通報者本人に録音データなどの提出を求めることになっているが提出がなく、対応に苦慮し時間が経過した」と説明し、「放置したわけではない」との見解を示しました。

 市は「時間がかかったことについては反省すべき」とし、弁護士などの協力を得て内部通報のルールが妥当かどうか検証を進める方針です。

最終更新:10/28 18:55

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