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「私の応援演説に来て、銃撃されて亡くなった。自責の念に堪えない」「言論を暴力で封殺することで、民主主義への挑戦だ」事件当時そばにいた議員が出廷 安倍元総理銃撃事件裁判2日目 

10/29 19:17 配信

 事件当時、安倍元総理のそばにいた参院議員が出廷しました。

 奈良市で2022年、安倍元総理が銃撃された事件で、殺人などの罪に問われている山上徹也被告(45)の第2回公判が開かれ、検察側の証人として、演説中の安倍元総理の近くにいた佐藤啓・参院議員が出廷しました。

 佐藤議員は銃撃直後の心境を「怒りと悲しみが入り交じる感情で、涙を流してその場にいた状況だった」と振り返り、「私の応援演説に来て、銃撃されて亡くなった。自責の念に堪えない」と話しました。さらに「言論を暴力で封殺することで、民主主義への挑戦だ」と述べました。

 また、証人尋問に先だって検察は、山上被告のSNSの検索履歴を証拠として提示。事件の5日前に「自民党選挙応援予定」と検索し、4日前には「拳銃 片手 構え」との履歴があったことを明らかにしました。

 裁判は30日も開かれます。

最終更新:10/29 19:58

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