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和歌山・白浜町で「宿泊税」の検討会始まる 20年後に人口3割減の見込み 将来の税収減に備えて新たな財源確保へ
10/30 18:49 配信
「宿泊税」導入への検討会が始まりました。
和歌山県白浜町では、将来の観光振興に必要な財源としての「宿泊税」の導入に向けた準備を進めていて、30日に開かれた1回目の検討会議には、有識者や宿泊施設関係者らで作る委員8人が参加しました。
会議では、町の担当者が宿泊税導入の検討に至った経緯や使い道などついて、すでに導入をしている自治体の例をあげながら説明しました。
参加者からは「事業者はもちろん町民にも説明が必要だ」「宿泊税は負担ではなく将来への投資として、導入を進めるべき」などといった意見が出ました。
白浜町では2045年にかけて人口が約30%減る見込みで、減少する税収に代わる新たな財源の確保が重要だとしています。
11月には、事業者向けの説明会を開く予定だということです。
最終更新:10/30 18:49


