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神戸航空交通管制部の男性職員が労働組合費など約516万円を私的流用「投資の損失が膨らんで…」 2018年の設立以来初の停職処分

10/31 16:24 配信

 国土交通省神戸航空交通管制部の職員が、労働組合の組合費など約516万円を私的に流用したとして、停職9ヵ月の処分を受けました。

 国土交通省神戸航空交通管制部によりますと、30代の男性職員は、所属する国土交通労働組合神戸管制支部の財政担当だった去年9月からことし6月までの間に、組合員から徴収した組合費など約516万円を、個人の為替取引や先物取引で出た損失の補填に充てていたということです。

 神戸航空交通管制部は、男性職員を懲戒免職に次いで重い停職9ヵ月の処分にしました。

 男性職員は「投資の損失が膨らんでいった際にお金が回らなくなって組合費からの流用を行ってしまった。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話しているということです。

 神戸航空交通管制部では停職処分は2018年の設立以来初めてで、「所属職員がこのようなことを起こしたことは誠に遺憾であり、お詫び申し上げます。今後は所属職員の服務規律の保持についてより一層の徹底を図ってまいります」とコメントしています。

最終更新:10/31 16:24

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