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高槻市でも 大阪府でツキノワグマ出没件数が過去5年で最多 府が注意呼びかけ

11/05 18:00 配信

 全国でクマによる被害が相次ぐ中、大阪府内でもツキノワグマの出没が増加していて、府が注意を呼びかけました。

 大阪府は、今年度に府内で確認されたクマの出没件数について、今月4日時点で19件と過去5年で最も多くなっていると発表しました。

 出没件数は2021年度に5件、2022年度に7件、2023年度に11件、2024年度に13件と年々増加しています。

 主に豊能町や島本町、高槻市といった大阪府北部の山中で出没していて、クマの目撃情報のほかにフンや足跡などが見つかっているということです。

 この時期、クマは冬眠の準備で活発になる恐れがあり、吉村大阪府知事は、
・山に行くときはラジオやクマ鈴など音が出るものを携帯する
・柿や栗などの実は残さず採る
・不要な柿の木は伐採する
 など、クマを寄せ付けないための対策を呼びかけています。

最終更新:11/05 18:00

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