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「手製銃全てに殺傷能力」科捜研の職員が証言 山上被告が事件で使った銃はベニヤ板4枚貫通 安倍元総理銃撃事件

11/06 20:57 配信

 手製銃全てに「殺傷能力があった」と証言しました。

 奈良市で演説中の安倍元総理大臣が銃撃された事件で、殺人などの罪に問われている山上徹也被告(45)の裁判に、被告の手製銃を鑑定した奈良県警の科学捜査研究所=科捜研の職員が証人として奈良地裁に出廷しました。

 職員は、山上被告が事件で使った1丁を含む、あわせて7丁の手製銃を科捜研で鑑定した結果、全てに殺傷能力があったという結果が出ていたことを明らかにしました。

 実験のため銃撃に使われたとみられる手製銃を試し撃ちすると、弾が厚さ4ミリのベニヤ板を2枚貫通すれば殺傷能力が認められるところ、4枚貫通したということです。

 山上被告の弁護側は、銃刀法違反などの成立を争っています。

最終更新:11/06 20:57

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