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「隙間なくお客さんが入るように」願い込め 京都・南座の歌舞伎の吉例顔見世興行を前に「まねき書き」

11/07 12:43 配信

 京都の南座で始まる歌舞伎公演の吉例顔見世興行を前に、出演する役者の名前を看板に記すまねき書きが、京都市内の寺で披露されました。

 左京区の妙伝寺で、書家の川端清波さんが、長さ約1.8メートルの板に歌舞伎役者の名前を書いていきます。

 まねき書きは勘亭流と呼ばれる、太く丸みを帯びた独特の書体で書かれ、「隙間なくお客さんが入るように」との願いが込められています。

 7日は今年、六代目を襲名した尾上菊之助さんの名前が記されました。今年のまねき看板は約60枚の予定で、大入りを願い今月26日に南座の正面に掲げられます。

 吉例顔見世興行は来月1日から始まります。

最終更新:11/07 12:43

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