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JR福知山線脱線事故の車両保存施設 来月中旬に遺族を案内 一般公開は「慎重に判断」
11/08 18:12 配信
107人が亡くなった福知山線脱線事故の事故車両保存施設について、JR西日本は被害者や遺族を来月中旬に案内すると発表しました。
2005年、JR福知山線の電車が脱線し、マンションに衝突。乗客106人と運転士が死亡し、562人がけがをしました。
事故の重大性を後世に伝えるため、大阪府吹田市に事故車両保存施設の建設が進められていて、JR西日本は来月中旬にも遺族らを案内すると明らかにしました。
(JR西日本・倉坂昇治社長)「将来にわたり大切に保存し哀悼の誠を捧げ、事故の事実や悲惨さ、命の大切さを伝えていくことについて約束した」
施設は原則非公開で、一般公開については「慎重に判断したい」としています。
最終更新:11/08 18:12


