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高知の1歳児死亡事故 初公判で被告は起訴内容認める「事故の少し前から記憶がありません」

11/12 22:37 配信

 去年9月、高知県で車を運転中に靴を履き替えようとして事故を起こし、1歳児を死亡させたなどの罪に問われた男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

 高知市の無職、竹﨑寿洋被告(61)は去年9月、高知県の自動車専用道路を走行中、シートベルトを外し、靴を履き替えようとした際に反対車線に飛び出して前から来た車に衝突し、神農煌瑛ちゃん(当時1歳)を死亡させたほか、両親と娘に重軽傷を負わせた過失運転致死傷の罪に問われています。

 12日の初公判で、竹﨑被告は起訴内容を認めたうえで、「事故の少し前から記憶がありません」と述べました。

 初公判のあと、両親は会見を開きました。

煌瑛ちゃんの母・彩乃さん
「彼の守りたいものは自分自身だけなんだなと、どうしても思えてしまったという形で初公判を終えました」

 次の裁判では被告人質問などが行われる予定で、来年2月に開かれます。

最終更新:11/12 22:37

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