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兵庫県警・巡査部長が通院の交通費を不正受給 停職6カ月に

11/14 16:32 配信

 兵庫県警は14日、通院の交通費を不正に受給したなどとして、47歳の巡査部長を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表しました。
 県警によりますと、神戸市内の警察署に勤務する巡査部長(47)は2022年5月、勤務中に転倒し頭などを打撲したとして公務災害の認定を受け、その後の6回の通院に、自家用車や通勤手当が出ている区間の公共交通機関を使ったにもかかわらず、別のルートの公共交通機関を使ったと届け出て、交通費およそ1万8000円を不正に受給したとされます。
 また、2023年5月に腰椎捻挫などのけがをした際にも、虚偽の通院経路を申請し、民間の保険会社からおよそ1万2000円を不正に受給したということです。
 さらに2023年9月にも虚偽の通院経路の交通費申請を県警にしようとし、担当職員が不審に思い事態が発覚しました。
 県警は調査結果に基づき、14日付で巡査部長を停職6カ月の懲戒処分にしました。
一方で巡査部長は県警の調査に、「違法な保険請求をしたことはないし、疑いをかけられる理由もわからない」と話しているということです。
 県警は8月に巡査部長を詐欺の疑いなどで書類送検しています。

最終更新:11/14 16:32

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