関西ニュースKANSAI

　神戸市教育委員会は１８日、勤務先の支援学校で学校の絵本約１００冊や生徒の教科書を盗み、フリーマーケットアプリで販売したとして、市立特別支援学校の男性教師（３６）を懲戒免職にしたと発表しました。

　神戸市教育委員会によりますと、市立の支援学校男性教師（３６）は７月から９月にかけて、小学部の学習室に置かれていた絵本約１００冊や、高等部の生徒の教科書約２０冊などを盗み、その一部をフリマアプリで販売したということです。

　男性教師はその他にも、学校の備品のアイスクリームメーカーや、プリンターのインクなども盗んでいたということです。

　生徒の教科書がなくなったことから事態が判明し、男性教師が自ら申し出たことで発覚しました。

　市教委は１８日付で男性教師を懲戒免職の処分にしました。

　市教委は、「児童・生徒、保護者をはじめ市民の皆様からの信頼を裏切ることとなりましたことを深くお詫びいたします」としています。