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PFAS問題めぐり地元住民らがダイキンに“公害調停”申し立てへ 大阪・摂津市の工場近隣の地下水から指針値超える有機フッ素化合物を検出

11/18 19:09 配信

 大阪府摂津市の「PFAS」問題は、公害調停へ。

 摂津市にあるダイキン工業の工場では、過去に人体への影響が指摘される「PFAS」の一部を扱っていました。

 2012年に製造と使用を中止したあとも、近隣の地下水などから国の暫定指針値を大幅に超えるPFASが検出されています。

 この問題で地元住民らはダイキンに対し、工場の敷地内濃度などの情報開示や、敷地外の除染を含む今後の対策を求めて、12月中にも「公害調停」を申し立てると発表しました。

 公害調停は、有識者らが仲介し話し合いで解決を目指す制度で、法的な強制力はありません。

 ダイキンは取材に対し「調停を申請された場合は、対応を検討する所存です」とコメントしています。

最終更新:11/18 19:09

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