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入信時の母親の様子について「不気味だな」「気持ち悪いなと思った」当時小学生だった山上被告の妹も証言 安倍元総理銃撃事件公判
11/18 19:13 配信
2022年に奈良市で安倍元総理が銃撃された事件の18日の公判で、山上徹也被告(45)の妹が証人として出廷し、母親が旧統一教会に入信した頃の家庭の様子を証言しました。
入信してからの母親は、自宅の部屋に教祖の写真を飾って祭壇を造り、ろうそくの灯りの下で、「日本は韓国に戦争でひどいことをして申し訳ありません」と写経のようなことをしながら毎晩お祈りをしていたといいます。
当時は小学生だったという妹は母親の様子を見て、「不気味だなと思いました」「おかしな事をしていて気持ち悪いなと思った」と述べました。
また母親から、お互いの体を叩き合う教団のイベントに連れて行かれたことや、勧誘活動に同行させられたことを明かしました。
子どもが40度の熱を出しているのに教団の活動に行った事もあったといいます。
そして母親の信仰に猛反対していた祖父から、家を追い出されそうになったときのことを振り返り、「私と徹也2人だけでも、児童養護施設に行けば良かったと後悔しています」と声を詰まらせました。
妹の尋問はあす19日も続きます。
最終更新:11/18 19:31


