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山上被告の妹、声を詰まらせながら「私と徹也2人だけでも児童養護施設に行けば良かった」 安倍元総理銃撃事件の公判に証人として出廷

11/18 22:04 配信

 2022年に奈良市で安倍元総理が銃撃された事件で、殺人などの罪に問われている山上徹也被告(45)の裁判で、被告の母親と妹が証言しました。

 母親の尋問は先週に続き2回目で、弁護士から山上被告が事件を起こした原因を問われると、「私が加害者だと思います」と答えました。

 旧統一教会を脱会しないのかという質問には、「献金に一生懸命になって大変な間違いをした」と省みたものの、脱会するかどうかについては明言しませんでした。

 休廷の際には山上被告に向かって「てっちゃん、ごめんな」と語りかけ、裁判長から注意を受ける場面もありました。

 続いて証言した妹は、入信してからの母親の様子について「おかしな事をしていて気持ち悪いなと思った」と述べました。

 そして母親の信仰に猛反対していた祖父から、家を追い出されそうになったときのことを振り返り、「私と徹也2人だけでも、児童養護施設に行けば良かったと後悔しています」と声を詰まらせました。

 妹への尋問は19日も続きます。

最終更新:11/18 22:04

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