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神戸市西区 6歳男児が鉄パイプで殴られるなど死亡 傷害致死罪などに問われた母親ら3人の初公判

11/19 11:21 配信

 2023年、神戸市西区の草むらでスーツケースに入った男児の遺体が見つかった事件で、傷害致死と死体遺棄の罪に問われている男児の母親(37)と叔母2人(いずれも32)の裁判員裁判が19日に始まりました。

 母親と叔母1人は「間違いありません」などと起訴内容を認める一方で、もう1人の叔母は無罪を主張しました。

 2023年6月、神戸市西区の草むらで、近くに住む穂坂修ちゃん(当時6)の遺体がスーツケースに入れられた状態で見つかりました。

 起訴状によりますと、3人は、きょうだいで修ちゃんの叔父にあたる穂坂大地被告(34)と共謀し、神戸市西区内の自宅で、修ちゃんを鉄パイプで殴ったり踏みつけたりして死亡させ、遺体をスーツケースに入れ草むらに遺棄した罪に問われています。

 19日の初公判で、母親と叔母1人は「間違いありません」などと起訴内容を認める一方で、もう1人の叔母は無罪を主張しました。裁判員裁判は来年1月14日に判決が言い渡される予定です。

 また、大地被告は修ちゃんを遺棄する前日、3人を鉄パイプや調理用具で殴るなどした傷害などの罪や、修ちゃんの死亡後に3人に性的暴行を加えた強制性交などの罪でも起訴されています。

最終更新:11/19 14:32

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