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北大阪急行が運賃を過徴収 シティバスとメトロの「乗り継ぎ割引」適用されず
11/19 19:30 配信
北大阪急行電鉄は19日、9月末から約2カ月の間、大阪シティバスと大阪メトロとの「乗り継ぎ割引」を受けるべき一部の乗客に対し、割引を適用せず誤って多めに運賃を徴収していたと発表しました。
大阪市内に住む70歳以上を対象に発行される「敬老パス」を使う場合、大阪シティバスと大阪メトロにそれぞれ1回あたり50円で乗ることができ、同じ日にバスとメトロを乗り継ぐと、合計の乗車料金がさらに50円割り引かれ、あわせて50円になります。
しかし、北大阪急行によりますと9月末から今月19日までの間、敬老パスを使ってメトロの駅から乗車し、千里中央駅の南改札口で降車した約3000人のうち一部は、その前にシティバスを利用していたにもかかわらず50円の割引が適用されていなかったということです。
北大阪急行は、南改札口のシステムを統括する機械の設定にミスがあり、バスの乗車記録が読み込めなかったことが原因としています。
また、同じ期間、一部の障害を持つ人を対象に発行される「特別割引用ICカード」の利用者についても、バスとメトロの乗り継ぎ割引50円(おとな)が適用されていなかったと明らかにしました。
北大阪急行は、今後、申し出のあった利用者に対し返金するとしています。
最終更新:11/19 19:30


