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山上被告の妹、母親から頻繁に金を要求されていたと明かす「この人は統一教会の人なんだと」 安倍元総理銃撃事件の第9回公判
11/19 19:56 配信
19日、奈良市で安倍元総理を銃撃して殺害した罪などに問われている山上徹也被告(45)の第9回公判で、被告の妹が、母親から頻繁に金を要求されていた事を明かしました。
妹が20代の時実家を出た後も、母親から旧統一教会の教団本部がある韓国に行く費用などを要求され、「ラスベガスに行った費用を立て替えてもらったから返さないといけない」と腕を掴まれ、引きずって歩いたこともあったと証言しました。
実家の電気代を払うよう要求された時に、あとで金を返すように言うと母親は、「これは神様がくれたお金だから返さない」と返してきたといい、「この人は統一教会の人なんだと思いました」と述べました。
また、母親と同居し自殺した上の兄(長男)のことを振り返り、「もっと優しくしておけば良かった。この人は一体何のために生まれてきたんだろうと思いました」と泣きながら答えました。
あす20日は山上被告への被告人質問が開かれる予定で、被告本人が供述します。
最終更新:11/19 20:56


