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ノーベル化学賞に選ばれた北川進特別教授 約150人の小中学生向けて講演 兵庫・佐用町の研究施設
11/20 22:02 配信
今年のノーベル化学賞に選ばれた京都大学の北川進特別教授が20日、兵庫県佐用町にある研究施設で、小中学生に向けた講演会に出席しました。
講演会が開かれたのは、世界最高性能の放射光を利用して研究することができる施設「SPring-8」です。
多孔性金属錯体を開発し、先月、ノーベル化学賞の受賞が決まった北川特別教授は、施設内の研究チームで2007年から12年間リーダーを務めました。
北川特別教授は20日、受賞決定後初めて施設を訪れ、約150人の小中学生に向けて講演しました。
(北川特別教授)「幸運は準備された心に宿る。育っていく過程で触れたことが血となり肉となって、何か出てきたときにちゃんと判断してそっちに向かえる」
――Q.研究で一番苦戦したことは何ですか?
(北川特別教授)「やっては壊れ、やっては壊れとなっていくうちにどんどん前に進んでいって、最後にできたとなるんです」
子どもたちは北川特別教授の講演に興味津々の様子で、多くの質問を挙げていました。
最終更新:11/20 22:02


