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「事故を起こしてパニックになった」大阪・藤井寺の男性死亡事故で救護措置とらずに逃走し死亡させるなどした疑い 21歳男を逮捕

11/20 22:13 配信

 20日未明、大阪府藤井寺市の交差点で、軽乗用車と普通乗用車が衝突し、1人が死亡した事故で、21歳の建設作業員の男が過失運転致死と道交法違反の疑いで逮捕されました。男は現場から逃走していて、「事故を起こしてパニックになった」と話しているということです。

 20日、過失運転致死と道交法違反(救護義務違反・不申告)の疑いで逮捕されたのは、大阪狭山市の建設作業員、山内瞭斗容疑者(21)です。

 警察によりますと、山内容疑者は20日午前2時45分頃、藤井寺市内の路上で普通乗用車を運転していた際、大阪府柏原市の会社員、草壁勝敏さん(57)が運転する軽自動車と衝突し、負傷させたにもかかわらず、救護措置などとらずに逃走し、草壁さんを死亡させた疑いがもたれています。

 草壁さんは事故で車体と路面に体を挟まれるなどして、その場で死亡が確認されていました。

 目撃者の証言などから、事故直後に普通乗用車の男性2人が現場から離れたといい、その後「車を運転していた」と現場に現れた山内容疑者らから、警察が詳しく事情を聴いていました。

 警察の調べに対し、山内容疑者は「信号のある交差点に入った時、左から来た軽自動車とぶつかり、相手の車を横転させた」「事故を起こしてパニックになった」と容疑を認めているということです。

 警察は防犯カメラの映像を調べるなどして、信号など事故当時の状況を詳しく調べる方針です。

最終更新:11/20 22:13

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