関西ニュースKANSAI

　カラオケ店の個室で、少女２人にわいせつ行為をした罪に問われている元大阪府警の警察官が、初公判で起訴内容を認めました。

　大阪府警の警視だった辻本浩嗣被告（５４）は、６月から７月に大阪府内のカラオケ店の個室で「パパ活」で知り合った１０代前半の少女２人にわいせつな行為をした罪に問われています。

　大阪地裁での初公判で、辻本被告は起訴内容を認め、検察は「被告は宿直明けにＳＮＳで被害者の少女と知り合い、１万円を渡す約束をして犯行に及んだ」と指摘しました。

　辻本被告は「バレなければいいだろうという身勝手な思いだった」「警察官の立場でこのようなことをして多大なご迷惑をかけた」と話しました。

　検察は拘禁刑２年を求刑し、裁判は即日結審しました。