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最後は一言「ニャー!」 和歌山電鉄・貴志駅2代目たま駅長「ニタマ」死ぬ

11/21 17:35 配信

 和歌山電鉄は貴志駅の2代目「たま駅長」として長年親しまれてきたニタマ(メス・15歳)が20日、死んだと発表しました。

 和歌山電鉄によりますと、ニタマ駅長は10月下旬から食欲が落ち、今月4日からは駅長業務を休んでいました。原因となる病気はありませんでしたが、ここ2日ほどは昏睡状態が続いていました。

 最後の日はみんなの目の届く事務所で休んでいたところ、「ニャー!」と一言鳴き、静かに息を引き取ったということです。

 二タマ駅長は生後2カ月の時に、国道で車に轢かれそうになっているところを保護され、親会社である「岡山電気軌道」に引き取られました。その後、貴志駅の初代たま駅長の研修を受け、伊太祈曽駅の駅長に就任。

 2015年に初代たま駅長が死んだ後、2代目たま駅長として後を継ぎ、明るく愛らしい姿で多くの人々に愛されました。寂しがり屋で抱っこが大好きなネコだったということです。

 和歌山電鉄は、見事な仕事ぶりで社葬をもって功績を讃えたいとしています。社葬は12月13日に執り行うということです。

最終更新:11/21 17:35

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