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大阪のホテルで年内は50~70%のキャンセル発生 大阪観光局「経営的に大きなダメージ。中国人観光客が減少しても他の市場でカバーしたい」

11/27 12:32 配信

 大阪観光局は27日、加盟するホテルに調査をしたところ、年内の予約は人数ベースで約50%から70%のキャンセルが発生していると明らかにしました。

 去年、大阪を訪れた中国人観光客は376万人とインバウンド全体の24%を占めています。

 溝畑宏・大阪観光局理事長は27日の会見で、大阪のホテル約20社を調べたところ、12月末までの予約のうち人数ベースで50%から70%のキャンセルがあったと明らかにしました。

 また、「特に難波エリアにある中国客に依存するホテルでは経営的に大きなダメージが出ている」とも話しました。

 日中関係が悪化する中でも、観光、文化、スポーツなどの民間交流は引き続き行うべきという認識を示した上で、「大阪のインバウンド戦略は欧米や東南アジアなど幅広い地域からバランス良く集客すること。中国人観光客が減少した場合でも、他の市場でカバーし、目標とするインバウンド客2030年に2000万人達成に向けて一歩一歩前進したい」と述べました。

最終更新:11/27 13:18

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