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酒を飲んだ自転車に2人乗り 大阪府立支援学校の教頭らに停職処分 大阪府教委が処分発表
11/27 18:23 配信
大阪府教育委員会は、酒を飲んだ状態で自転車を2人乗りしたとして、大阪府立の支援学校に勤務する教頭と教諭を停職処分にしたと発表しました。
大阪府教委によりますと府立支援学校の男性の教頭(44)は10月3日の夜、女性の教諭(34)らと飲み会を開き、生ビールやハイボール10杯程度を飲むなどした後、深夜1時頃に店を出ました。
2人は最寄り駅の駐輪場まで歩き、女性教諭が自転車を出したところ教頭(44)が断り無く自転車にまたがり、女性教諭に対し後部の荷台に乗るよう促したということです。
その後、自転車の2人乗りの様子を巡回していた警察官に見つかり、教頭は翌日、学校に事態を報告しました。府教委はきょう27日付けで、教頭を停職6か月、教諭を停職3か月の処分にしました。
教頭は依願退職したということです。
府教委などからの聞き取りに対し、自転車を運転した教頭は「遅くなってしまったので女性教諭を早く送り届けたいと思った」などと述べ、荷台に乗った女性教諭は「上司の誘いを無理に断ると働きづらくなると思った」「法令遵守よりも自身の保身を優先してしまった」などと説明しています。
府教委は、そのほかにもSNSで知り合った女子中学生にわいせつな動画を送るよう要求した35歳の教諭を免職とするなど、府内で働く7人の職員を処分したと発表しました。
最終更新:11/27 18:23


